当時の私は小学生でしたので、ドラマの内容はあまり理解できませんでしたが、
母親が歴史が好きで、この「太平記」もほぼ毎週見ていたので、私も一緒に見ていました。
印象に残った人物は、足利直義(高嶋政伸)、高師直(柄本明)、佐々木道誉(陣内孝則)、
北条高時(片岡鶴太郎)、長崎円喜(フランキー堺)、楠木正成(武田鉄矢)と、
本格的に見た一番最初の大河ドラマでありながら、人物は強く印象に残っています。
そして、北条一族が東勝寺で自害するシーン、
高師直が殺されて、落馬して、水田で泥まみれになっているシーン、
尊氏の前で毒を盛られた直義が、苦しみながら息絶えるシーンは、
特に強く印象に残っています。(みんな人が亡くなるシーンだ・・・)
のちに太平記の登場人物についてもずいぶんと研究をしました。
実は足利尊氏は次男なのです。夭折した異母兄にあたる長男がいるのですよ。
その母は、尊氏の父、貞氏の先妻で、北条顕時(実時嫡男、貞顕父)の娘なのです。
また、楠木正成の甥孫が、系図上では能で有名な世阿弥になっています。 |